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なぜ教育支援なのか

MDGsとはMDGs全文 国連が定めた子どもの権利条約第28条は、子どもが教育を受ける権利を認め、子どもの人格、才能、そして精神的および身体的な能力を、可能な限り発達させることを求めています(第29条)。教育は人がより人間として豊かな生活を過ごすために必要不可欠なものと考えられます。
しかし途上国では、今なお学校に行くチャンスを持たない子どもが大勢います。近年、初等教育への就学状況は劇的に改善したものの、2008年の時点で、南アジアとサハラ以南アフリカを中心に7200万人の子どもが学校に通えないでいます。また、読み書きができない成人は世界に7億4000万人、世界で9人に一人が文字を読むことができないと考えられています。
新聞や本が読めないということは、文字による情報が一切断たれてしまうことを意味します。
証文が読めなくて不当な契約にサインしてしまい、自分たちの土地や財産を失ったり、説明書が読めないために、母親がミルクと間違えて、農薬を赤ん坊に与え、死なせてしまったり、適切な時に薬を与えられなかったり…また、教育を受けていないために、高賃金の仕事に就けず、まずしい生活を強いられることもあります。
彼らが学校に通えない原因は複数あります。
家庭や地域における貧しさや、教育の重要性への理解不足が、子どもを家事手伝いや賃金労働に従事させる場合があります。貧困に苦しむ者の多くが、十分な教育を受けていないことは、国連によって報告されています。また、通学にかかる時間や学校に通うまでの間の安全面への不安、学校の設備や教員の能力の不足、その国の政府の計画・管理能力が十分ではないために、生徒の学習達成度が低く、途中でドロップアウトしてしまうことも報告されています。さらに、適切な知識を身につけることで、社会に対して自分の意見を反映させて、より良い社会作りに参加するチャンスも奪われる可能性も高いといえます。
教育は、すべての人間が人間らしく生き、尊厳ある生活を送るだけではなく、貧困から脱出するために不可欠なのです。子どもの健やかで知識を十分に与えられた環境作りは、将来的に子どもが成人したときに収入創出を可能にし、貧困から脱することを可能にします。その意味で、教育問題への取り組みは、あらゆるMDGsのそのほかの取り組みと密接に関わっています。
MISIAは、こうした取り組みの中で、MDGsの指標の中でもゴール2の「初等教育の完全普及の達成」の重要性を、強く感じるようになりました。

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