キャンペーン
Love is Free Campaign 第一回蚊帳配布レポート
エリナ・ステファノ

今回の目的のひとつに、2年前に訪れた、エリナ・ステファノの家を再訪することがありました。
2年前に訪れた時、エリナは5畳ほどの家の中に、祖母と二人で生活していました。
蚊が飛び交う部屋の中は、Child AFRICAスタッフにも大きな衝撃を与えました。
その経験は、蚊帳を配布するというアイデアにもつながっています。

エリナの家は、老朽化により壁と屋根が崩れ、見る影もなく変わり果てていました。
現在、エリナと祖母は、元々の家から歩いて3分余りの空き家で生活していました。でも、所有者が帰ってきたら明け渡さなければなりません。エリナ達は、住む家について不安定な状態での生活を余儀なくされていました。

現在の彼女は、病気などによって、6年生を2回やっています。現在、病気であったので、やむを得なかったことを理由に進級できないか、地方の教育を管轄する政府担当者と交渉をしています。
彼女の健康状態にも、貧しさが影響していました。
現在一緒に暮らしている祖母には、定期的な収入がありません。自分の小さな畑を耕すか、近所の人の畑仕事を手伝って、手間賃をわずかながらももらう程度です。 収入がないので、畑で採れるトウモロコシなどがエリナ達の主食でした。でも、それでは栄養は十分ではありません。

そのため、十分な栄養が取れず、エリナの健康状況も決して良好とはいえない状況でした。その結果、学校に通う体力がなかったり、通えたとしても、勉強に集中することが難しくなります。
また、エリナに限りませんが、石鹸を使って体を洗うなど、清潔にするという概念が希薄であることも、彼女の健康状態に影響していました。不衛生な環境は、皮膚疾患を引き起こすだけではなく、下痢を起こすこともあります。下痢によって体力を奪われると、さらに免疫力が低下し、病気を引き起こしやすくなったり、ときには、本来であれば死ぬはずのないような病気でさえ、死亡原因となることもあるのです。
エリナの家は、昨年訪れた時と同様に、小さな泥で作られた家でした。チャポンバ先生とともに、家の中に入り、エリナと一緒に蚊帳を広げてみます。チャポンバ先生は、エリナに蚊帳をつるして、その中で寝るよう、説明をしていました。

エリナの夢は看護師になること。
そのためには、もっともっと勉強をすること、そして学校に通うために必要な健康な体を維持することが必要です。
今回訪れて再会したエリナのために私たちができること。
このことは、私たちChild AFRICAにとって、ひとつの宿題となりました。








